8月に読んだ本

 

 

たまたま図書館にあったので読んでみた。業務でPythonは書くけれどPythonの細かい言語の機能みたいなところは全く把握していなかったので勉強になった。デコレーターとかFlaskで出てきた時に雰囲気でしか理解していなかったけれど面白い機能だなと思った。Pythonは構文レベルでの機能が多い割にごちゃごちゃしたコードにならないのは個人的に好きな部分である。

 

この本が今年読んだ本の中でベストだったと思う。

抽象度の高いベストプラクティスを扱っていながらも、内容が古びていないように思った。取り扱っている内容が、よりプログラミングにおける中心的、本質的なことがらをあつかっていて勉強になった。また基本C言語でプログラムが記述されているのでC言語の勉強にもなった。全体として理解しきれないとこもあり、特に9章の「記法」についてはこちらの息切れもあってコードと中身が理解しきれていないのでどこかで再読したい(コードはほとんど終えていない)。9章の内容としては、なにか問題を解決するプログラムを書く際の「記法」に注目して、問題に適した「記法」をもつ言語を選ぶ、もしくはない場合には自分で実装する方法について述べられている。そのなかでコンパイラインタプリタJITなどの話もある。コードをしっかり追っていくと理解がかなり違ったので、他の本でも手元でコードを動かすことを心がけたい。

何か、課題解決であったりコードを書くときにこう考えるといいのだなと言うことが感じ取れたように思う。

 

 

学びが多い本だった。会社での実際の業務、ビジネス側とのコミュニケーションであったりといった部分や他のエンジニアとの関わりの中で活かせそうなことが学べた。ステークホルダーに共感したり、ステークホルダーの目的にそったソフトウェアをつくることがプログラムをつくるうえでの目的であることを割と自分は忘れがちだと思う。もちろん自分もステークホルダーで良いプログラムを書きたいといった目的はあっていいが、それより大きいものがあるはず。

 

 

エンジニアになる前にチラッと読んだことがあったが再読。色々なことをアルゴリズムで説明していくのが面白い。